オリジナルタオルを製作する際、「顔料プリント」「染料プリント」など印刷方法を選べます。
ただ、依頼した経験がなければ「どの印刷方法を選べばよいのかわからない」と悩んでしまう方も多いでしょう。
そこで今回は以下の印刷方法について解説します。
- 枠ありプリント(顔料プリント)
- 全面プリント(染料プリント)
- フルカラー(染料インクジェットプリント)
各印刷方法のメリット・デメリットと、どのようなシチュエーションに最適なのか、印刷方法の選び方を紹介しますので、ぜひオリジナルタオル製作の参考にしてください。
オリジナルタオルの印刷方法①:枠ありプリント(顔料プリント)
プリントできる範囲が決められていることが特徴で、タオルに白い枠があるように見えることから「枠ありプリント」と呼ばれています。
枠ありプリント(顔料プリント)のメリット
印刷時のにじみが少ないので、ほかの印刷方法と比べて細かい絵柄を再現できます。
くっきりと印字されるので、しっかりと文字やデザインをプリントしたい場合に向いています。
また、工程が少なく低コストで製作できるため、大量注文をする際に最適です。
枠ありプリント(顔料プリント)のデメリット
タオルの端までは印刷できないため、四方に白枠が残ります。
また、タオルの毛足の表面に印刷しているので、かき分けると生地の色が見えてしまうことも人によってはデメリットでしょう。
他の印刷方法と比べると印刷部分の手触りが硬めになります。
「染料インク」と比べてると色落ちしやすいというデメリットもあります。
染料プリントについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
枠ありプリントのオリジナルタオル製作費
名入れタオル製作所の場合、製作費は下記の通りです。最小ロット30枚から注文可能です。
枠ありプリント(フェイスタオル)を30枚1色で注文した場合、1枚あたり1,142円になります。
なお、ご注文いただく枚数が増えるごとに1枚あたりの単価は低くなります。
※2023年3月現在の価格です。
※正確な価格は商品ページよりご確認ください。
オリジナルタオルの印刷方法②:全面プリント(染料プリント)
全面プリント(染料プリント)はタオルの全面をプリントする印刷方法です。
全面プリント(染料プリント)のメリット
枠ありプリントとは異なり、繊維の奥まで色を染み込ませるため、毛をかき分けても生地の色が見えません。
顔料プリントよりも多くの色が使用可能で、色移りや色落ちも少ないです。
また、タオルの風合いを損なわずに印刷でき、プリント部分が柔らかい肌触りなのもメリットです。
全面プリント(染料プリント)のデメリット
印刷工程が多くなるため、枠ありプリントに比べるとコストがかかります。
また、印刷時にインクが少しにじんでしまうことがあり、細かいデザインには不向きです。
複雑なイラストのプリントは避けた方が良いでしょう。
染料プリントについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
全面プリントのオリジナルタオル製作費
名入れタオル製作所の場合、製作費は下記の通りです。最小ロット50枚から注文可能です。
全面プリント(フェイスタオル)を50枚1色で注文した場合、1枚あたり1,438円で製作できます。
※2023年3月現在の価格です。
※正確な価格は商品ページよりご確認ください。
オリジナルタオルの印刷方法③:フルカラー(染料インクジェットプリント)
フルカラー(染料インクジェットプリント)は、染料インクを直接タオル生地に吹き付けてプリントする印刷方法です。
フルカラー(染料インクジェットプリント)のメリット
全面プリントと同様に、生地の端まで印刷できます。
色数に制限がなく、タオルに印刷する方法の中で最も綺麗にプリントできるため、写真などを印刷したい場合におすすめです。
また、柔らかな風合いで、色落ちもほとんどありません。
フルカラー(染料インクジェットプリント)のデメリット
今回紹介する3種類の印刷方法の中で最も費用が高いという点がデメリットです。
フルカラーのオリジナルタオル製作費
名入れタオル製作所の場合、製作費は下記の通りです。最小ロット1枚から注文可能です。
フルカラー(フェイスタオル)は1枚10,774円で制作可能です。1枚からご注文いただけます。
※2023年3月現在の価格です。
※正確な価格は商品ページよりご確認ください。
オリジナルタオルの印刷方法の選び方は?
オリジナルタオルを製作する際の、印刷方法の選び方を紹介します。
シンプルなイラストを印刷したいなら「枠ありプリント」
枠ありプリントは、プリント部分の少ないデザインに適しています。
また、価格も安く、製作工程が少ない分速く仕上がるので、大量注文を希望する場合に向いている印刷方法です。
イベントグッズや販促グッズとして使うなら「全面プリント」
プリントできる部分が広くインパクトが大きいため、イベントグッズや販促グッズとしてオリジナルタオルを作る際にぴったりの印刷方法です。
その他にも、部活などチームで全面プリントのタオルを揃えるのも良いでしょう。
写真やグラデーションの印刷なら「フルカラー」
色のグラデーションや写真を印刷したいなら、色数の制限がない「フルカラー」がおすすめです。
ほかの印刷方法に比べて価格が高いので大量注文には向いていませんが、「小ロットで高品質なタオルが欲しい」という方に向いています。
自作イラストをプリントするなら「デザイン制作お任せコース」がおすすめ
自作のイラストや手書きの文字をプリントしたい方には、名入れタオル製作所の「デザイン制作お任せコース」がおすすめです。
デザイン制作お任せコースは以下の3つのパターンから選べます。
・らくがきコース
→ご注文シートに記載いただいた手書きのイメージをもとにデザインを行う
・そっくり作成コース
→手元にあるタオルを参考に、そっくりに仕上げる
・オフィス系入稿コース
→Excel、Word、PPTなど送っていただいたデータをもとにデザインを行う
経験豊富なデザイナーがご要望に合ったデザインを考えます。
詳しくは以下の画像をクリックしてください。
まとめ
この記事では、オリジナルタオルの印刷方法と選び方について解説しました。
それぞれメリット・デメリットがあるので、目的に合った印刷方法を選びましょう。
「印刷方法が決められない」という場合でも、当店にご相談いただければ、お客様のご希望を伺いながら最適な提案させていただきます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。