柔道や弓道などと並ぶ、日本独自の文化である「剣道」。日本にはその昔、武士がいたことを考えると、日本らしい文化の一つといえるでしょう。
そんな剣道ですが、タオルは欠かせないアイテムです。
頭に直接タオルを巻いて防具のズレ防止として使ったり、汗を拭いたりするのに使います。
そこで部内でお揃いのオリジナルタオルを制作しませんか?
オリジナルタオルを制作すれば、部員同士の一体感が生まれ、団結力を高められるでしょう。
この記事では、剣道部におすすめなタオルの種類やデザインを解説します。
さらに、剣道部員ならマスターしておきたいタオルの巻き方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
剣道部におすすめな手ぬぐい・オリジナルタオル
はじめに、剣道部におすすめなオリジナルタオルの種類を3つご紹介します。
どれも使うシーンが異なるため、どのシーンで使うか検討してから選んでください。
頭に巻くなら「手ぬぐい」が最適!
剣道をするとき、竹刀で叩かれても大丈夫なように、体や頭に防具をつけます。頭に被る防具の下に、必ず巻いているのが「手ぬぐい」です。
剣道をやっている人なら、頭に必ず巻く布の大切さが分かるでしょう。頭に手ぬぐいを巻くのは、汗で防具が滑らないようにするためです。
防具は分厚く重いため、熱気がこもり頭に汗をかきやすい状態となります。これが頭に何も巻いていなければ、防具がずり落ちてしまい、試合中に悪影響が及んでしまうこともあるでしょう。
ここで「なぜ手ぬぐいなんだろう?」と疑問を抱えている人もいるかもしれません。
さまざまな布やタオルがある中で、頭にしっかりと巻きつける布として、薄いのに丈夫な手ぬぐいが最適だからです。
また「使えば使うほどに柔らかくなる」ことや「吸水性が良い」という利点があります。
汗拭きタオルとしておすすめなのは「フェイスタオル」
頭に巻く用ではなく、普通に汗を拭くためのタオルとして使いたいなら「フェイスタオル」をおすすめします。
フェイスタオルは、一般家庭でもよく使われている大きさのタオルで、顔や首などの汗を拭くのに最適です。
また、小さく折り畳むことも可能で、持ち運びも簡単というメリットもあります。
日常生活でも使いやすく、誰がもらっても使えるタオルですよね。
万能に使いたいなら「スポーツタオル」がおすすめ
さまざまなシーンで活用したいと考えている人は「スポーツタオル」がおすすめです。
スポーツタオルは、フェイスタオルよりも大きく、体全身の汗を素早く拭き取れます。
また、休憩中にスポーツタオルを肩にかけておけば、急激な体温低下を防止することも可能です。
ほかにも、ストレッチする際にお尻の下に敷けば、ストレッチマットの代わりにもなりますよね。
大きいタオルならではの使い道がたくさんあります。オリジナルタオルを万能に使いたい人は、スポーツタオルをご検討ください。
剣道初心者さん必見!手ぬぐいやタオルの巻き方
剣道を始めたばかりの人は、タオルの巻き方をマスターしていない人も多いでしょう。
ここでは、3つの巻き方をご紹介します。練習してみてくださいね。
初心者や子供におすすめ「帽子型」
頭にタオルを巻く方法として比較的簡単なのは「帽子型」です。
タオルを床に置いて畳んで、帽子のような形にしてから頭にかぶります。
耳を覆い隠し、髪の毛も引っ張られないことから、初心者や小さい子供におすすめです。
ただし比較的ゆとりがある被り心地のため、防具をかぶった時にずれやすいデメリットがあるので注意しましょう。
- 手ぬぐいを横半分に細長く折る
- 中心を目印にして、両端を自分の方に持ってくるようにクロスさせる
- そのままひっくり返す
- 五角形になるように折り畳み、2枚の布をめくって内側に両端を入れる
- さらに手前にある三角を、1枚の布をめくって内側に入れて台形にする
動画でチェックしたい人は、下記をご覧ください。
最も一般的な巻き方「前交差型」
最も一般的な巻き方である「前交差型」は、別名「通常型」とも呼ばれます。
自分の頭の形に合わせてしっかりと巻けるため、ゆとりがなくズレる心配がありません。
ただし、長時間巻きつけておくと、その締め付けからこめかみ部分に痛みを感じることがあるため注意してください。
また帽子型とは異なり、耳が露出するため、防具に直接耳がついてしまいます。その結果、耳が擦れて痛みを感じることがあることも留意しておきましょう。
- 手ぬぐいの両端を持って、頭にかぶせる
- 後ろ側の両角を持って顔の前で交差させる
- しっかりと顔や頭にフィットするように締め付け、顔の前に垂れている手ぬぐいを頭頂部に向かって持ち上げる
- 耳がしっかりと出ていることを確認する
動画でチェックしたい人は下記をご覧ください。
上級者におすすめ「後ろ交差型」
最後に、上級者がよく選ぶ巻き方として「後ろ交差型」をご紹介します。
先にご説明した2つの巻き方と比較すると、やや複雑な巻き方のため、剣道上級者向きの巻き方といわれています。
また顔を一旦全部覆い隠してから、手ぬぐいを巻き上げるため、女性よりも男性に多い巻き方です。
見た目よりも締め付け感は弱く、前交差型よりも緩い装着感となります。
締め付け感が強くない分、痛みを感じにくいメリットがあるため覚えておいてもよいですよね。
- 手ぬぐいの両端を持って、顔の前に大きく広げる
- 中央下部を口で挟み、そのまま顔に巻きつけるような形で後ろに両端を持っていく
- 後ろで両端を交差させたら、両端を顔の前に持ってきて、今度は顔の前で両端を交差させる
- 頭頂部に出た布は前方に折りたたんで、顔の前にある手ぬぐいを持ち上げる
- 耳はしっかりと隠れていることを確認する
動画でチェックしたい人はこちらをご覧ください。
剣道のオリジナルタオルはどんなデザインがいい?
最後に、オリジナルタオルにおすすめなデザイン案を3つご紹介します。
どんなデザインがいいのか悩んでいる人は、これらをヒントにして制作してください。
剣道の伝統的なモチーフであるトンボ柄や桜柄を使う
まず、剣道といえば伝統的なモチーフとなっている「トンボ柄」や「桜柄」を思い浮かべる人も多いでしょう。
トンボは「勝ち虫」とも呼ばれていて、後退することなく前に進み続ける様子がその由来となっています。
トンボ柄をモチーフにすることで、前進する心を忘れないようにしているのだと考えられますよね。
もう1つのモチーフである桜は、室町時代から言い伝えられてきたある言葉が由来となっています。
それは「花は桜がいちばんで、人は武士がいちばん優れている」という言葉です。
この言葉がいつしか短くなり「花は桜木、人は武士」と変わり、女性からだけではなく男性からも桜が好かれるようになりました。
武士に近しい剣道だからこそ、この言葉を信じている人が多く、桜柄が取り入れられています。
こうした伝統的なモチーフをデザインとして選んでも、引き締まった気持ちになりますよね。
自分を奮い立たせる熟語を入れてもかっこいい
オリジナルタオルには、自分を奮い立たせるような熟語を入れてもかっこいいですよね。
- 平常心…常にいつも通りの心持でいられること。何事にも揺れ動かされないこと。
- 百戦錬磨…これまでの経験や戦いによって、鍛錬されている様子を表す。
- 質実剛健…中身が充実していて、強くてたくましい様。
こうした心強い言葉たちを印字した手ぬぐいを頭に巻いて試合に臨めば、辛く苦しい場面も乗り越えられるでしょう。
剣道におすすめのイラスト
「文字だけではなくイラストも入れたいけど悩む…」という人は、以下のイラストを活用してみてください。
剣道をやっている人のシルエットをデザインとして取り入れるとおしゃれですよね。
トンボや桜のイラストなら簡単に描けそうですね!
まとめ
この記事では、剣道部におすすめしたいオリジナルタオルについて解説しました。
剣道とタオルは切っても切れない関係といっても過言ではありません。
頭の防具がずれないようにするために、必ず頭に手ぬぐいを巻きます。また分厚い防具で体を覆い、激しい動きもするため汗もかく。
こうしたことから、剣道部でオリジナルタオルを制作すれば、日常的にも活用できて気分も高められます。
ぜひオリジナルタオルの制作を検討してくださいね。
また、オリジナルタオルを制作するときには、当社「名入れタオル製作所」にご相談ください。
名入れタオル製作所は、オリジナルタオルや名入れタオルを専門に制作している会社です。
ご相談から注文までインターネットを通して簡単にできますので、お気軽にお問い合わせください。