企業やお店が認知の拡大を目的として、対象となるユーザーの方へ配布する販促品としてのノベルティグッズ。
当記事では、販促品や記念品に人気のノベルティグッズは、どのようなものが喜ばれているのか、価格別や目的別におすすめのノベルティを紹介します。
ノベルティの用意を検討中の企業担当者やショップの方は、ぜひ最後までご覧ください。
ノベルティの意味とは?
ノベルティを配る意味は、会社やサービスを覚えてもらう、あるいは印象付けるためです。ですので、好感をもって覚えてもらうためには、やはり用意するグッズは喜んでもらえるものを選ばなくてはなりません。
また、PR効果を継続したいなら、長く使えるものを選ぶとよいでしょう。
もしも印象を深めたいなら、会社やサービスに親和性のあるもの、例えば空調機の会社なら涼感グッズをノベルティとして選ぶなど、お客さまに想起してもらいやすくなるグッズが効果的です。
商品別の人気ノベルティ
多くの人に喜んでもらえる、定番の人気ノベルティとしては以下の4つが挙げられます。
- タンブラーやボトル
- トートバッグやエコバッグ
- ステーショナリー
- オリジナルタオル
タンブラー・ボトル
タンブラーやボトルは最もポピュラーなノベルティグッズです。会社名やロゴがプリントされたボトルやタンブラーをもらったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
実用性が高く、通学や通勤の他、ちょっとした外出時にも便利です。普段使いができて活用できるという点から、お客さまに喜ばれるノベルティの一つです。
トートバッグ・エコバッグ
トートバックやエコバック、レジ袋が有料化した背景もあり、近年人気のノベルティです。
中でも、ショップのノベルティとして用意されるケースが多いです。
買い物をするときに必須なので貰えると嬉しく、ショップ側も店名がプリントされたバッグを持ち歩いてもらえれば宣伝効果があるため、一石二鳥のノベルティです。
ステーショナリー(文具)
文房具はノベルティとして昔から選ばれているスタンダードなグッズです。
会社名や店名が印字されたボールペンは誰もがもらったことがあるはずですし、使ったことがあるはず。ほかにも付箋や修正テープなど、バリエーションは様々です。
普段から使う消耗品なので、受け取る側はいくらあっても困りません。ただ、ステーショナリーは小さいものが多いので、PR効果は薄いかもしれません。
オリジナルタオル・名入れタオル
オリジナルタオルや名入れタオルといわれると耳馴染みがないかもしれませんが、年始にいただくお年賀タオルと聞けばピンとくる方も多いのではないでしょうか。
名入れタオルとは、タオル生地に会社名やロゴ、イラストなどが印刷されたタオルのことを言います。
タオルは毎日使う生活雑貨のため、贈った方に必ず喜ばれる定番人気のアイテムです。また社名が大きく出て目立つため、宣伝効果も期待できます。
価格別の人気ノベルティ
一個あたりの単価ごとに、おすすめのノベルティグッズを紹介します。
単価の予算が決まっている方はぜひ参考にしてください。
~100円の人気ノベルティ
- 不織布エコバッグ
- カレンダー
- 付箋
- アルコールティッシュ
多く発注をすれば安くなり、少なければ割高になるなど注文数にもよりけりですが、付箋やアルコールティッシュ、不織布バッグやカレンダーなどは100円以下で注文が可能です。
中でも不織布バッグや、年末の挨拶回りには欠かせないカレンダーは、長い間使ってもらえてPR効果が高いのが魅力です。
101~250円の人気ノベルティ
- ナイロン製エコバッグ
- プラ製のボトルやタンブラー
- オリジナルタオル
エコバッグにプラスチック製のボトルやタンブラーのほか、名入れタオル、ハンカチほどのサイズであれば、イラストを印刷できるオリジナルタオルも注文可能です。
エコバッグは100円以下なら不織布しか選べませんが、この価格帯ではナイロン製のものなど丈夫な素材が選択肢に加わります。
251~500円の人気ノベルティ
- コットン素材エコバッグ
- 金属製のボトルやタンブラー
- 3色ボールペン
- ハンディファン
この金額までいくと、ボトルやタンブラーなら金属製、エコバッグならコットン素材、ボールペンなら3色と、少し高価なものまで用意できます。夏にもらってうれしいハンディファンも近年人気です。
501~750円の人気ノベルティ
- 有名メーカーのボトルやタンブラー
- 国産メーカーの多機能ボールペン
この価格帯になると、企業名をよく知る商品をノベルティとして選ぶことができます。
例えば、ボトルやタンブラーなら○―モス社の製品であったり、ボールペンも多機能な国産メーカーのものを選べます。
751~1000円の人気ノベルティ
- モバイルバッテリー
- 500mlのステンレスボトル
スマートフォン一台をまるまる充電できるほどのモバイルバッテリー、ステンレスボトルなら500mlまで入る大容量なものまで。
高価なものだけに、もらって嬉しいノベルティばかりです。
1001~2000円の人気ノベルティ
- 折り畳み椅子
- 折り畳み傘
- 鉛筆1ダース
折りたたみ椅子や傘など、アウトドアメーカーや小売店に向くノベルティが用意できます。
また、鉛筆ならばダースで注文が可能になるため、学校や塾が配る販促品に良いでしょう。
2001~5000円の人気ノベルティ
- Bluetoothイヤホン
- 電子メモ帳
- 防災グッズ
ブルートゥースイヤホンや電子メモ帳など、家電製品をご依頼いただける価格帯です。
ほか、ラジオや懐中電灯まで入った防災グッズ一式も用意できます。保険会社など身の回りの安全や安心を提供する会社のノベルティにぴったりです。
5001円~の人気ノベルティ
- 楽器
- テント
- その他専門品
この金額までいけば、楽器やテントなど高額で、かつ企業やショップのイメージに関連した専門的なノベルティを用意することが可能です。
目的やシーン別の人気ノベルティ
周年・創立記念品で人気のノベルティ
- ボールペン
- マグカップ
会社やお店、学校の節目につくるノベルティは、ボールペンやマグカップなど場所を選ばず、かつ実用的なアイテムが中心に選ばれています。
多くの方は社名や学校名、ロゴのほかに「◯周年」などを印刷しています。
幼稚園・保育園の卒園記念品として人気のノベルティ
- 文房具
- タオル
- フォトフレーム
- マグカップやタンブラー
小学生になってから使えるような文房具やレッスンバッグ。あるいは、実用性があり、長く使えるタオルやマグカップ、タンブラーなど。
そのほか、卒園式の写真を飾るフォトフレームも選ばれています。それぞれ園名とともに、卒園した年を印字します。
小学校・中学校・高校・大学の卒業記念品として人気のノベルティ
- 文房具
- タオル
- マグカップやタンブラー
- モバイルバッテリー
基本的には文房具が中心ですが、小学生や中学生の記念品ならシャープペンシル、高校生ならボールペン、大学生なら万年筆と、学年が上がるのに準じて高価な贈りものに変化します。
幼稚園や保育園と同じく、タオルやカップ、写真立てなども定番です。また、最近ではお子さんもスマートフォンを持っているということもあり、モバイルバッテリーを贈りものに選ぶところも多いようです。
オープンキャンパスで人気のノベルティ
- ボールペンや付箋
- 不織布バッグ
定番のボールペンや付箋などの文具はスクールカラーに合わせるのが基本。
また、ノベルティはパンフレットとともに配布することが多いようで、それぞれをまとめて渡せるようにA4サイズ以上のオリジナルの不織布バッグも準備されています。
展示会で人気のノベルティ
- モバイルバッテリー
- タオル
- ステンレスタンブラー
- パンフレットを入れるバッグ
会社の営業活動の一環になる展示会ともなれば力が入ります。文房具は3色ボールペンになり、ほかにもモバイルバッテリーやステンレスタンブラーなど、高額ノベルティーがラインナップに入ります。
また夏の展示会ならタオルやポータブルファンを選ぶ会社も多いです。
ノベルティは資料やパンフレットと共に配るケースが多いため、それぞれを入れて手渡すためのバッグも必須です。
セミナー・会社説明会で人気のノベルティ
- 資料を入れるバッグ
- 文房具
- マグカップやタンブラー
- 印鑑ケース
オープンキャンパスや展示会と同様に、資料やパンフレットを入れて持ち運ぶためのバッグを準備しましょう。
また、文房具やマグカップ、タンブラーなどが主流ですが、変わり種で朱肉付きの印鑑ケースをノベルティとして配るところもあるようです。
オープン記念・内覧会で人気のノベルティ
- タオル
- マグカップ
- エコバッグ
- 置時計
末長くお付き合いが続くように、また少しでもお店の名前を覚えてもらえるよう、継続的にPRできるノベルティが人気です。
例えば、タオルやカップ、小売店ならエコバッグなど。高価なものなら店名がプリントされた置き時計を用意するところもあります。
スポーツや各種大会で人気のノベルティ
- シューズバッグ
- タオル
- うちわ
- 冷感グッズ
シューズバッグやボトル、タオル、うちわ、Tシャツなど、運動と直結するアイテムが多く選ばれています。
ほか、野外で開催されるものならば、ポータブルファンや冷却パックなどの涼感グッズも喜ばれます。また最近では付け替え用として、UVカットや冷感加工が施されたマスクをプレゼントするところもあります。
イベントやフェスで人気のノベルティ
- 不織布バッグや紙袋
- アルコールティッシュ
- マスクやマスクケース
- 冷感グッズ
基本的にはオリジナルグッズとして販売しているところが多いですが、ノベルティを用意するなら来場した多くの方に配る必要があるため、比較的低コストでたくさん準備できるものが選ばれています。
例えば、荷物をまとめて持ち帰るための不織布のバッグや紙袋。最近ではマスクや除菌用のアルコールティッシュなども人気です。また、屋内とはいえ人が集まるスペースなので室温が上がることから、涼感グッズを用意する催しも増えています。
ノベルティの選び方は?
配布場所で選ぶ
持ち帰るものが多くなりがちな展示会などのイベント会場では、さらに荷物になる、またはカバンに入れるとかさばるものを渡してしまっては、かえって迷惑に感じられることがあります。
そんなとき、不織布のバッグなどをノベルティとして配れば、やはり便利に感じてもらえますし、印象もよくなります。こういった場面によって機転利かせてノベルティを選ぶのも一つの手です。
どういう印象を与えたいのかで選ぶ
親和性の高いノベルティを選ぶことは、「この会社はこういう事業をしている」という印象づけに有効です。またノベルティは「こんなイメージを持ってもらいたい」などブランディングの手段として使うこともできます。
例えば、SDGsに力を入れている会社であれば、リサイクル可能なものや再生紙が使われているノベルティを選べば、エコ活動に取り組んでいるとイメージをもってもらえるでしょう。
金額で選ぶ
会社やお店の開業や周年など何かの記念で配る品や、お世話になっている特別な方々へ贈るノベルティなら、これからも贔屓にしてもらえるように感謝の気持ちを伝えるためにも、高価なものを選ぶのもよいでしょう。それにより、関係値がグッと高くなることもあります。
ノベルティにはオリジナルタオルがおすすめ!
どのノベルティが良いか迷われている方には、名入れタオルやオリジナルタオルがおすすめです。
日常品なので、普段使いができて喜ばれ、長い間利用してもらえるグッズだからです。
使ってもらうたびに会社名、またはサービス名が目に入るので、PR効果は抜群でしょう。
さらに重要なポイントとして、比較的安価で製作できてコスパが良いという点でも、ノベルティにタオルはおすすめです。
フェイスタオル 枠ありプリント
当店のオリジナルタオルのなかで、もっともご注文をいただいている商品。左右上下と四方に白い枠が残ってしまいますが、タオルの生地いっぱいにイラストやロゴ、文字などを使ってデザインしていただくことが可能。また、サイズは顔拭き用や汗を拭うためなど、いろいろな場面で活躍するフェイスタオルというのも人気の理由です。
ハンドタオル 全面プリント
こちらは全面プリントのため、端までしっかりデザインを印刷できます。また、ハンカチほどと持ち運びに便利な大きさのため、カバンやポケットのなかに入れて普段使いをしてもらうのにぴったりです。
国産白ソフトタオル 240匁
名入れタオルでは、本商品が人気No.1。名入れだけに、印刷できるのは文字や簡単なロゴ程度とオリジナルタオルほど自由にデザインができるわけではありませんが、こちらはそんなデザイン性に勝るともおとらない厚みのあるしっかりとした生地です。日本三大タオルの一つ・泉州タオルを使っています。
まとめ
今回は様々な人気のノベルティグッズを、目的別や価格別に紹介しました。
ノベルティを配る対象の方や予算、会社のイメージなど、ノベルティグッズを選ぶ基準として色々な軸があります。ぜひ、今回紹介した内容を参考に、ぴったりのノベルティグッズを選んでください。
なお、名入れタオルやオリジナルタオルが気になるという方は、ぜひ当店にご相談ください。
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